それがいい選択なのか「期待値」を見直す
日々生活の中で何か見返りを期待して行動することはよくあります。
それは勉強だったり、買い物だったり、どこかの集会であったり。
とりあえず決めてみたものの、
思ったより効果がなかったり、あまり得した感じがなかったりすることだってあります。
自分が思ってた期待値よりも見返りが小さい選択肢を選んでしまうと、
気分も得るものもあまり良いとはいえません。
それは本当いい選択であるのか?
それを判断するのに、私は3つの視点から考えて判断しています。
*~3つの視点から期待値を再評価する~*
・利点を見直す
・置き換えが利くか見直す
・労力を見直す
・利点を見直す
自分にとってそれはどんな利点があるのか、何かを得る上で大事なことでしょう。
「もし、それが手に入ったのなら何ができるようになるだろう」
と、ちょっと想像してみてください。
生活が豊かになる、心が休まる、元気になれるetc...
想像してみて、自分の為になるのなら価値があることなのでしょう。
あまりプラスなイメージが浮かばないのであれば、
きっとそれは一度必要なのかどうか見直すべきです。
例えば、あなたは今なんだかポテトサラダが食べたいとしましょう。
じゃがいもはある!チーズはある!にんじんもある!
だ が マ ヨ ネ ー ズ が な い ! ←
ここで、手間などを考え別のものに情が移ったのならレシピを見直すべきです。
逆に、ポテトサラダが食べたいと思うのならマヨネーズをどうにか調達すべきです。
・置き換えが利くか見直す
それは価値があるものだと思ったのなら、
次は何か既存のもので置き換えが利くのか見直すべきです。
「こんなものが欲しい!だが待て、今持っているこれを利用すれば代用できるのでは?」
代用できるものがみつかれば、もしかしたら時間やコストが削減できるかもしれませんし、
その過程で手に入れた経験はいつかまた役立つかもしれません。
またポテトサラダの例でいきましょう。
マヨネーズがない!と叫んだあなたはあることを思い出します。
『油と卵と塩、こしょうもある・・・。マヨネーズつくれるじゃないか!』
ここで『手作りマヨネーズでいいや。』と思うならマヨネーズは購入する必要がなくなります。
ミキサーに突っ込んでウィーンとすれば終わるでしょう。
逆に、『手作りの味なんてイヤだ!私はキ○ーピーマヨネーズがいいんだ!』
と思い立ったのなら、それは買いに行くべきなのかもしれません。
・労力を見直す
『それが欲しいが為にどれほどの労力がかかるのか。』
それが購入できるものでお金に余裕があるのなら購入や外注を考えられますし、
勉強など一生役立つものなら手間を惜しまず苦労すべきです。
締めもポテトサラダの例でいきましょう。
『キ○ーピーマヨネーズが欲しくて堪らない!買出しにいこう!』
そう決意したが、外は雨、おまけに風が強いとしましょう。
ここで、『マヨのためなら、いざ行かん!』といくのなら
手間を惜しまずに買いに行ってしまいましょう。
逆に『ああ、それならいいや。』と思ったのなら
別の料理にするなり、マヨをつくるなり、外出の手間を省くことができます。
*~少し立ち止まって考えてみよう~*
何かの欲求が起こって、それについて考えているときなんて、
高速道路を時速100kmで飛ばすのと同じくらい周りが見えなくなります。
そんなとき、本当に自分にとって大事なものなのか、大切なことなのか
冷静な心と目利きが必要です。
勢いも大切ですが、少し立ち止まって考えてみるのもいいかもしれません。